ダニエル・ラドクリフがもしハリー・ポッターになっていなかったら...!?

2001年にシリーズ第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから早10年。この夏公開された完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』にいたるまで、全8作品で主役を務め、名実ともに『ハリー・ポッター』シリーズの"顔"となった俳優のダニエル・ラドクリフ。今となってはダニエル以外の俳優がハリーを演じることなど想像もつかないが、キャスティング当初は、彼がハリーになる可能性は著しく低かったようだ。


ハリーの成長とともに実生活でも年を重ね、今では22歳と立派な大人になったダニエル。そんな彼が、11歳でハリー役を射止めたときのことを振り返った。

1999年に伝記ドラマ『デヴィッド・カッパーフィールド』で、主役デヴィッドの子役として俳優デビューを飾ったダニエル。これが監督の目にとまり、オーディションを受けることに。

「(『ハリー・ポッターと賢者の石』で監督を務めた)クリス・コロンバスが、『デヴィッド・カッパーフィールド』を見て、『この少年をオーディションしたい』と言ったらしいんだ。それで彼ら(製作スタッフ)がうちの両親のもとへやってきた。そのときの契約内容は、たしか映画6本を、すべてLAで撮るという条件だったと思う。母さんも父さんも、ただ『それではこの子の人生にあまりに負担が多すぎます。それは実現不可能でしょう』と言った。だから僕も、まさか話が進むとは思わなかったんだ」

しかし、幸運にもその計算は狂った。

「それからたぶん3~4ヵ月後くらいに、契約内容が変更になって、2本の映画を撮ることになった。どちらも英国内でね。それで両親も『ならばこの子をオーディションに行かせましょう』となったんだ。そこからすべてが始まったというわけさ」

こうして主役にダニエルを迎えた映画『ハリー・ポッター』シリーズは、この絶妙なキャスティングも手伝い、映画のチケット売り上げだけでも全世界で70億ドル(約5,400億円)以上を稼ぎ出すメガヒット作に。しかしあのとき、もし契約内容が変更になっていなかったら、シリーズはいったいどうなっていたことやら...?

『ハリポタ』出演が危ぶまれていたダニエル・ラドクリフ

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